“就職氷河期世代の支援”政府が全国会合
政府は、関係省庁の大臣や有識者らと就職氷河期世代の支援に向けた全国会合を開催しました。
会合は、バブル崩壊後に就職難だった就職氷河期世代の支援を推進するため政府と有識者らが議論するもので、ひきこもりの人が社会参加できる居場所づくりや支援窓口の人材育成の重要性などについて意見交換が行われました。
西村経済再生相「それぞれの一人一人の事情に応じて、さまざまな可能性、柔軟な働き方ですね、こうしたものも同時に追求をしていきたいというふうに思います」
西村経済再生担当大臣はこのように述べた上で、2022年までに就職氷河期世代の正規雇用を30万人増加させる目標の達成に前向きな姿勢を示しました。
また、公務員の中途採用についても、新設する政府の試験で、今年度から3年間で450名以上を採用していくことにしています。