セシルマクビー 全店舗を閉鎖へ
“ギャル系”ファッションの象徴的ブランド「セシルマクビー」が今年秋までにすべての店を閉鎖することがわかりました。新型コロナウイルスの感染拡大による売り上げ減少が要因です。
「セシルマクビー」を運営するジャパンイマジネーションによりますと、国内の43店舗を来月から順次、閉店し、11月末までに完全に撤退するということです。
「セシルマクビー」は90年代にブームとなった“ギャル系”ファッションの象徴的ブランドで、東京・渋谷のファッションビル「SHIBUYA109」では2000年から14年間、売り上げトップでした。しかし、ブームが下火になったことやファストファッションの台頭などで売り上げが減少し、2015年からは赤字が続いていました。
今年に入り、新型コロナウイルスの感染拡大がさらに追い打ちをかけた形です。