子ども食堂などへの備蓄米の無償交付拡大 農水省
スーパーなどで、コメが品薄となっていることを受けて、農水省は、コメの無償交付について全国51か所で、子ども食堂などから申請を受けると発表しました。
コメをめぐっては、台風に備えた買い占めなどにより一部、スーパーなどで在庫がなくなるなどの状況となっています。
これを受け、坂本農林水産相は9月2日から、子ども食堂などに対する備蓄米の無償交付を、全国47都道府県51か所で受け付けると発表しました。
これまでの全国10か所から拡大し、また、年4回の受け付けから通年で受け付けることに変更します。
農林水産省によると新米の生育は順調で、9月からは本格的に出回るため品薄は順次回復する見通しとしています。
消費者に冷静な対応を呼びかけるとともに、農水省でも、台風10号がコメの収穫に及ぼす影響について、情報収集を行うとしています。