難民の自立を支援 ユニクロが各国の手作り伝統工芸品を販売開始
今月20日の「世界難民の日」を前に、ユニクロが難民の自立を支援するため、手作りされた各国の伝統工芸品の販売を始めました。
16日午前、東京・銀座のユニクロ店舗に並べられたのは世界各地で暮らす難民が故郷の伝統技術を生かして制作した、ビーズ細工のアクセサリーや刺しゅうを施したコインケース。
UNHCR(=国連難民高等弁務官事務所)によりますと、ロシアのウクライナ侵攻などもあり、紛争や迫害から逃れるために故郷を離れた人は現在、1億人を超えたということです。こうした製品を流通させることで難民の自立を支援しようとUNHCRが立ち上げたプロジェクトにユニクロが賛同して販売を始めました。
制作された工芸品はユニクロの都内5店舗とヨーロッパの6店舗で来月半ばまで販売されます。