政府 2000円相当の「節電ポイント」8月中に開始へ
歴史的な厳しい暑さが続き、28日も東京電力管内の電力需給が厳しくなる可能性があることから、政府は「電力需給ひっ迫注意報」を継続して発令しています。
政府は28日も東京電力管内で、電力の余力を示す「予備率」が5%を下回る見通しだとして、「電力需給ひっ迫注意報」を継続しています。
特に午後4時から5時の間、電力需給が厳しいとして、経済産業省は、冷房などを活用しつつ使用していない照明を消すなど、できる限りの節電を呼びかけています。
また、北海道、東北、東京電力の各社はそれぞれの管内で、29日の電力需給が厳しくなるおそれがあるとして、新たに設けた「電力需給ひっ迫準備情報」を初めて発出しています。
一方、萩生田経済産業大臣は28日朝の閣議後の会見で、一部の電力会社が行っている、節電を行った家庭や企業にポイントを付与する仕組みについて触れ、秋以降には電力会社のポイントに政府が上乗せしてポイントを付与することも検討していると述べました。
また、松野官房長官は、このプログラムに参加した家庭への2000円相当のポイント付与を8月中に始めると明らかにしました。