１１日の東京株式市場で日経平均株価は値を上げました。終値は前日に比べて１７１円０２銭高い２万３４０６円４９銭。

１１日朝の東京株式市場は、アメリカ・ニューヨーク株式市場のダウ平均株価が下落したことなどを受け、取引開始直後は売り注文が優勢となりました。しかし、その後、ダウ平均の先物が上昇したことなどから市場には安心感が広がり、買い注文が広がりました。

午後にかけては、政府の観光支援事業「ＧｏＴｏトラベル」で、これまで除外していた東京都を来月１日から対象に加える方針が明らかになったことで、景気回復への期待感が膨らんだことなどから、買い注文がさらに広がる展開となりました。

東証１部の売買代金は概算で２兆５６４０億円、売買高は概算で１２億９７７６万株。