日経平均190円高 米株高受け一時2万8000円上回る
4日の東京株式市場で日経平均株価は上昇し、前の日に比べて190円30銭高い2万7932円20銭でした。
前の日のアメリカ・ニューヨーク株式市場では、アメリカの景況感を示す指標が市場の予想よりも好調だったことを受けて、ダウ平均株価が大幅に上昇しました。
その流れを受けて、日経平均株価は朝から買い注文が膨らみ一時、2万8000円を上回りました。
ただ、その後は個人投資家を中心に心理的な節目の2万8000円近辺で利益確定の売りが出やすくなり、上値を抑える形となりました。
また、アメリカの雇用統計の発表を控え売買が手控えられていることも値動きが鈍い要因とみられます。
東証プライム市場の売買代金は概算で2兆8994億円、売買高は概算で12億9540万株。