日経平均続落 欧米株安や円高進行など重荷
28日の東京株式市場で日経平均株価は3営業日連続で値を下げた。終値は前日比67円29銭安の2万3418円51銭。
欧米で新型コロナウイルスの感染者が再び増加していることから、市場には世界経済の回復が遅れるとの懸念が広がった。このため欧米市場を中心に株価が下落していて、東京市場でも売り注文が先行した。
また、外国為替市場で1ドル=104円台前半まで円高が進み、相場の重荷となった。
ただ、来週のアメリカ大統領選を控え、市場は様子見ムードが強く、大きな値動きにはならなかった。
東証1部の売買代金は概算で2兆3564億円、売買高は概算で11億8305万株。