カーボンニュートラルなど実行計画まとまる
政府の成長戦略会議が行われ、2050年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロにするカーボンニュートラルを目指すための取り組みなどを盛り込んだ実行計画を取りまとめました。
菅首相「第一に2050年カーボンニュートラルに向けたグリーン成長戦略を盛り込みました」
成長戦略会議では、2050年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロにするための取り組みや、コロナ禍での「新たな日常」に向けた取り組みなどについて実行計画がまとめられました。
2050年、カーボンニュートラルに向けては、電化と電力のグリーン化や水素、二酸化炭素の再利用の3つの分野が重要だとし、これらの技術開発を進めるための基金を設立することや、水素や自動車などの分野で年限を明確化した目標を定め、グリーン成長戦略の実行計画を年内に策定するとしています。
そのほか、ポストコロナを見据え、企業のデジタル化を進めるための税制措置や、中小企業を強化するため企業同士の合併を通じた規模拡大などについて、税制面での支援を検討するとしました。