分科会 感染拡大地域“外出自粛”など提言
新型コロナ対策を話し合う政府の分科会が11日午前から行われています。議論されている最終案で、専門家は、特に感染の拡大が続いている地域では不要不急の外出を自粛することなどを政府に提言していることが日本テレビの取材でわかりました。
日本テレビが入手した分科会の最終案では、国の基準でステージ3にあたる地域を3つにわけ、それぞれの対策を提言しています。感染が高止まりしている地域は、営業時間の時短要請について対象エリアの拡大や時短要請を午後8時へ前倒しすることなどを提言しています。
また、感染拡大が継続している地域では、人の動きや接触機会のさらなる低減策を講じるべきとしています。具体的にはGoToトラベルの一時停止やテレワークを例えば5割にするなど具体的に目標を設定することをあげています。また、該当する地域内における不要不急の外出の自粛や県境を越えた移動の自粛要請も盛り込まれています。
年末年始については、ステージ3相当の地域では忘年会や新年会の開催を慎重に判断することや成人式のオンラインでの開催を提言しています。