KDDIとスペースX、新サービス開始へ スマホと宇宙の通信衛星が直接電波を送受信…山間部や離島でもつながるように
通信大手のKDDIとアメリカの宇宙事業会社スペースXが、スマートフォンから直接宇宙にある通信衛星に電波を送受信させてネットワークにつなげる、新しいサービスを開始します。
KDDIは30日、アメリカの実業家イーロン・マスク氏が率いる宇宙事業会社「スペースX」と共同記者会見を開き、スマホと通信衛星が直接電波を送受信することができるサービスを開始すると発表しました。
サービスを開始するのは2024年からの予定で、これにより、山間部や離島など基地局を設置するのが難しい場所でも通信がつながるようになるということです。料金体系などについては未定だとしていますが、いま使っているスマホでそのまま衛星を経由した通信ができるようになるとしています。
ショートメッセージサービスの送受信からスタートさせ、順次、音声通話やデータ通信も対応させたいとしています。