寺田総務相は4日に2時間半にわたり起きた楽天モバイルの通信障害について、電気通信事業法上の「重大な事故」にあたるとして、原因などについて詳細な報告を受けた上で、総務省として適切な対応をとると明らかにしました。

寺田総務相は会見で「利用者への迅速な周知広報が必要だったにもかかわらず、周知広報が大変遅れたということも誠に遺憾」と述べています。

楽天モバイルでは、4日午前11時前から午後1時26分までの間通話やデータ通信ができないなど利用しづらい状況が全国で発生し、影響はおよそ130万回線に及んだとしていまいた。

原因はネットワーク設備の再起動に伴い、「輻輳（ふくそう）」と呼ばれる通信が混雑した状態が起きたためと発表しています。