経団連 経済3団体の新年祝賀会中止を発表
経団連は来月5日に予定されていた経済3団体の新年祝賀会を中止すると発表しました。記録がさかのぼれる1970年以来初めての中止となります。
経団連、日商、経済同友会は毎年、首相らを招く新年祝賀会を開催しています。来年は、新型コロナウイルス感染拡大を防止するため、参加人数を、例年のおよそ2割の390人にまで減らし、飲食を提供せずに行う予定でしたが、28日、新年祝賀会そのものを中止することを決定しました。
このところ、感染者数の増加が続いていることに加え、先週、菅首相や小池都知事から年末年始の会合はできるだけ控え、感染拡大を食い止めるよう強い要請があったことを受けたものです。
経団連では「経済活動と感染拡大の防止を両立させたい、とギリギリのところを考えていたが、感染拡大防止を優先せざるを得ないと判断した」としています。