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厳しい寒さで電力逼迫 節電の協力呼びかけ

2021年1月12日 18:29

連日の厳しい寒さで電力の需給が逼迫(ひっぱく)しているとして、大手電力各社が家庭や企業に節電を呼びかけています。

先月下旬以降、寒波の影響で電力の需要が大幅に増えている一方、悪天候から太陽光発電などの再生エネルギーの発電量は低下しており、全国的に電力の需給が逼迫した状況が続いています。

こうした中、大手電力会社で構成する電気事業連合会は「電力需給がさらに悪化することが懸念される」とした上で、日常生活に支障のない範囲で電子機器の使用を控えるなど、節電への協力を呼びかけました。

電力需給を巡っては、今月8日に全国7つのエリアで、ピーク時の需要が10年に1度と想定される規模を上回ったとしています。

また、東京電力ホールディングスは12日の管内での電力需給の見通しとして、ピーク時の使用率が95パーセントの「厳しい状況」であるとして電気の効率的な使用を呼びかけています。