愛知県は、名古屋市の繁華街の一部で今月１８日まで要請している営業時間の短縮について、来月１１日までエリアを拡大し延長する方針で調整していることがわかりました。

愛知県は今月１８日まで名古屋市中区の繁華街、栄・錦地区の一部に対して、酒類を提供する飲食店などを対象に休業や営業時間の短縮を要請しています。

関係者によりますと、新型コロナの感染拡大が収まらないことを受け、対象エリアを中区全域とし、来月１１日まで延長する方針で調整しているということです。現在、午後９時までと要請されている営業時間や協力金については詰めの協議を行っています。

一方、政府が名古屋市でもＧｏＴｏトラベルの一時停止を調整していることをうけ、１４日の定例会見で愛知県の大村知事は、「真剣に検討させていただいている」とのべ、東京や大阪などの感染状況の水準は下回っているものの、名古屋の医療体制を守るため、規制をかけることを示唆しました。