マスク着用「個人や集団で選択すべき」 政府分科会
新型コロナ対策を話し合う政府分科会の尾身会長は、マスクの着用について、専門家から「やめることを強制する形ではなく、個人や集団で選択すべき」などの意見が出たことを明らかにしました。
新型コロナ対策分科会・尾身茂会長「個人や集団が、流行状況や感染リスクに応じて、主体的に選択していくことが重要ではないか」
政府が新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけを引き下げる決定をする中、27日に開かれた政府の分科会では、イベントの規制を緩和することについて了承したほか、マスクの着脱について専門家の意見を募りました。
専門家からは「外すことの強制はやめた方が良い」「重症化しやすい人への“配慮”が必要な一方で、児童などへの教育上の“配慮”が重要」などの意見が出たということです。