スーパー売上高「巣ごもり需要」5年ぶり+
全国のスーパーの去年1年間の売上高は、新型コロナによる「巣ごもり需要」などで5年ぶりの前年比プラスとなりました。
日本チェーンストア協会によりますと全国のスーパーの去年1年間の売上高は12兆7597億円で、前の年に比べ0.9パーセントのプラスとなりました。
外出自粛により自宅での食事の機会が増えたことから、食品の売り上げが大きく伸びました。また、在宅時間が延びたことで、インテリア雑貨やゲーム、書籍なども好調でした。
一方、テレワークの普及でスーツなど外出用の衣料は苦戦し、前年比16.9パーセントの大幅なマイナスとなりました。
チェーンストア協会では「スーパーは食品の割合が高いので売り上げが伸びているものの、コロナの影響が長引けば雇用や所得への不安などから節約志向が高まるのでは」とみています。