新型コロナウイルスのワクチン接種の準備が進む中、無料通信アプリのＬＩＮＥは、自治体と協力して、ワクチン接種の予約システムを提供すると発表しました。

ワクチン接種をめぐっては、予約から接種までスムーズに行えるか、政府で検討されています。こうした中、ＬＩＮＥは自治体と協力して、ＬＩＮＥのアプリだけで予約を完結できるシステムを発表しました。

利用者は、自治体のＬＩＮＥの公式アカウントに、接種に必要な番号や名前、電話番号を入力します。その上で空きがある会場や日時から選び、２４時間予約できる仕組みです。

アプリで一元管理することで、自治体の負担が軽減されるほか、予約の電話がつながらないといった事態が、避けられるとしています。

すでに１００か所ほどの自治体で導入を進めており、個人情報についてＬＩＮＥは、「自治体の公式アプリで管理するため、外部に情報は漏洩しない」としています。