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ANA コロナで過去最大3095億円赤字

2021年1月29日 21:32

ANAホールディングスの去年4月から12月までの決算は、新型コロナウイルスの影響で、純損益が過去最大となる3095億円の赤字となりました。

ANAホールディングスが29日に発表した去年4月から12月までの決算は、新型コロナの影響で国際線、国内線ともに旅客数の大幅な減少が続いていることから、売上高が66%減少して5276億円になり、純損益は過去最大の3095億円の赤字になりました。

一方、今年度1年間の業績見通しについては純損益を5100億円の赤字と従来予想を据え置いています。

ANAによりますと、緊急事態宣言発出の影響で再び旅客数が落ち込んでいますが、自動車関連の商材や電子機器などの航空輸送の需要が高まっていて、国際貨物の収入が高水準で推移しているということです。