「確定申告」期限“1か月延長”で最終調整
新型コロナウイルスの感染拡大が続いていることを受け、政府は確定申告の期間を1か月延長し、4月15日までとすることで最終調整しています。
政府は2日に決定する緊急事態宣言の延長にともなって所得税や贈与税、個人事業主が支払う消費税などを対象に確定申告の期限を全国一律に1か月延長し、4月15日までとする方針です。
政府は昨年も新型コロナウイルスの感染拡大にともなって期限を延長しています。
確定申告の期間中は全国の税務署などが相談などに訪れる納税者で混雑することから、期間を延長してこれを緩和する狙いです。
政府はスマートフォンなどによる電子申告の利用も呼びかける方針で、やむを得ない事情がある場合は4月16日以降でも申告を受け付けるとしています。