牛肉に熱視線!12年に一度、丑年の肉の日
来週の2月9日は12年に一度の丑(うし)年の「ニクの日」です。牛肉に着目したおいしい商品が続々登場。お肉のバレンタイン商品も出ています。
◆カツ(牛)×焼き肉(牛)
サックサクのカツをどんぶりへ。そこに、なんと焼き肉を合い盛り。見た目のインパクト十分です。
これは、とんかつチェーンの『かつや』が5日に発売した新メニューで、オープン直後から注文が殺到。実は使われているのは豚肉ではなく、カツにも焼き肉にも牛肉を使用しているのです。
そのワケは。
商品部 戸田鉄朗次長「今年、うし年ということで、かつやで牛を使ったメニューで何かできないかということで考えて、牛と牛という組み合わせは初めてですね」
12年に一度の丑年に新登場したメニュー。コロナ禍ということもあり、こんな思いもあるといいます。
戸田鉄朗次長「なかなかお昼に出てこられない方々がお弁当を買っていただいて、お持ち帰りも含めてたくさんのお客さんに召し上がっていただきたい」
◆2月9日は“肉の日”
そして、2月9日はいよいよ“肉の日”。都内の百貨店『大丸 東京店』でも牛肉を使った商品に力を入れています。
食品担当 太葉田大さん「黒毛和牛のローストビーフ寿司になります」「黒毛和牛のビーフシチューでございます」
今週から始まった、肉メニューをそろえたイベント。その数、合わせて28種類。牛タン弁当は、通常商品の2倍の量を盛りつけているといいます。
さらに──
太葉田大さん「リモート(飲み会など)で召し上がってもらいたいものをピックアップさせていただきました」
コロナ禍で外食機会が減る中、肉を使ったおつまみメニューも充実させているということです。
◆バレンタインデー×牛肉!?
あの2月の一大イベントにも、今年ならではの動きが。東京・新宿区の焼肉店『神楽坂 翔山亭 本館』が販売しているのは、牛肉を使った、バレンタイン向けの商品です。
奈良原伸也総料理長「ひとくちサイズに切ってですね、こちらすべてチョコに見立ててますね」
霜降り肉に赤身やタンなど様々な部位が、まるで贈り物のチョコのように詰められています。なかなか店に来づらい中で、バレンタインのプレゼントとして、店の味を楽しんでほしいといいます。
奈良原伸也総料理長「親しい方々、思いを込めた方々、今会えない方々にぜひ送っていただきたいかなと思います」
◆外食できないカップルに、焼き肉を…
牛肉を使ったバレンタイン向け商品は他にも。箱に詰められているのは、サーロインとヒレステーキ。ミニロースターやタレもついていて、バレンタインなのに外食できないカップルや夫婦に、自宅で焼き肉を堪能してほしいといいます。
『大阪焼肉・ホルモンふたご』広報 角井美智代さん「バレンタインをちょっと自粛するんじゃなくて、この時期だからこそ楽しめるようなバレンタインを提案したい」
また、甘いものが苦手な男性にも、バレンタインを楽しんでもらいたいということです。