ハンバーガーチェーン大手の日本マクドナルドが、去年１年間の営業利益が過去最高の３１２億円になったと発表しました。

日本マクドナルドが、決算発表で本業のもうけを示す営業利益が去年１年間で過去最高の３１２億円になったと公表しました。本部直営店とフランチャイズ加盟店の売上を合わせた「全店売上高」も５８９２億円になり、過去最高になっています。

好調の要因は新型コロナウイルスの影響で、デリバリーやテイクアウトが増加したためです。マクドナルドは今年もデリバリーやテイクアウトの需要を見込んでいて今後、デリバリーに対応する店舗を増やすほか、ドライブスルーについても接客できる客数を増やしていくとしています。

一方、緊急事態宣言で時短営業に協力した飲食店に出される協力金については、財務が厳しい企業を支援するために支給される趣旨のものであるとして、マクドナルドの本部直営店については受け取らない方針を明らかにしました。