2月の月例経済報告「一部に弱さ」下方修正
政府は19日、2月の月例経済報告を発表し、経済の現状について「持ち直しの動きが続いているものの一部に弱さがみられる」として、判断を下方修正しました。
政府は2月の月例経済報告で、景気の総括判断について「持ち直しの動きが続いているものの一部に弱さがみられる」とし、去年4月以来10か月ぶりに下方修正しました。
企業の生産活動が再開し、設備投資やアジア向けの輸出などが好調だった一方、緊急事態宣言による外出自粛の影響などから、外食や宿泊などの消費が大きく落ち込み、景気の判断を下げました。
また、先行きについては「持ち直していくことが期待される」としつつも「内外の感染拡大による下振れリスクの高まりに十分注意する必要がある」との見通しを示しました。