緊急事態宣言 6府県を先行解除で調整
政府が10の都府県を対象に出している緊急事態宣言について、関東の1都3県を除く6つの府や県を、先行して解除する方向で調整していることがわかりました。26日に専門家の意見を聞いて正式決定します。
緊急事態宣言が出されているのは、東京、埼玉、千葉、神奈川、愛知、岐阜、大阪、兵庫、京都、福岡のあわせて10の都府県です。
このうち、愛知と岐阜の2県と、大阪など関西3府県と福岡については、3月7日の期限を待たずに解除する方向で調整しています。
24日に関係閣僚と協議し、26日に諮問委員会と政府対策本部を開いて正式決定します。
一方、東京と周辺の3つの県については、専門家から病床のひっ迫など医療提供体制について懸念する声が上がっています。
政府は、1都3県で3月7日以降も宣言を延長するかどうか、慎重に検討する方針です。