“サンマ国際会議”政府、漁獲量削減提案
サンマの資源管理について話し合う国際会議が23日から始まり、日本政府は資源保護のため漁獲量の引き下げを提案しました。
会議は日本や中国、韓国、ロシアなどが参加してオンラインで行われています。
日本のサンマの水揚げ量は去年、2万9000トンあまりで過去最低となるなど記録的な不漁が続いています。
前回の国際会議では初めて漁獲量に規制がかけられましたが、今回の会議でも、日本側はさらに漁獲量の削減を提案する方針です。しかし、これまでも規制に反対してきた中国などが、今回も反発するとの見方があります。
さらに、新型コロナの影響でウェブでの会議となることから、交渉関係者は、温度感が伝わらず交渉がまとまるかは不透明だとの見方を示しています。