みずほ銀行システム障害「信頼性にかける」
2月28日、全国のATMの取引ができなくなる障害が発生したみずほ銀行は、システムをほぼ復旧させ、3月1日からATMを稼働させました。
みずほ銀行では、1日からATMを稼働させました。しかし、東京都内のある店舗では、通帳やカードを取り出せなくなった人が訪れる場面も見られました。
システム障害でおよそ3000台が停止したみずほ銀行では2月28日夜にシステム事態は復旧し、1日朝から稼働させています。
一方、およそ30の拠点のATMでは、今も復旧作業を進めています。大きなトラブルは発生していないということですが、利用客から厳しい声が上がっています。
利用者「いざっていうときに、ひきだせないとか、そういった(システム)障害が、ここのところ多いじゃないですか。非常に金融機関としては、信頼性にかけるかなと」
みずほ銀行は、過去2002年と2011年にも大規模なシステム障害をおこしており、金融庁は、みずほ銀行に対し法律に基づいて、原因究明や再発防止などについて報告を求める「報告徴求命令」を出す方針を固めました。