グラスの中で女性がガイド 博物館5G鑑賞
大手通信会社のKDDIが高速大容量の通信規格5Gを使い、現実とバーチャルを組み合わせて博物館の展示を鑑賞できる最新の技術をお披露目しました。
岩永岳大記者「こちら大きな地球が展示されていますが、グラスをかけて見てみると…おお!空間に合わせて青い光が広がってきました」
グラスをかけると目の前に現れた女性の案内が始まり、展示エリアの通路へと進みます。通路のガラスの壁面には青い光の壁が映し出され、床には進行方向を示す矢印が出ます。
――見てください!「ジオ・コスモス」の周りに衛星が見えてきましたよ。(ガイド)
グラスの中に現れたガイドによる展示物の説明がグラスと一体化したスピーカーから流れ、本当に案内されているように鑑賞ができます。
この技術はグラスをかけた人が顔を向けた方向に合わせてCG映像がリアルタイムで送られてグラスに映し出されるもので、高速大容量の5G通信ならではの鑑賞体験だということです。
KDDIは、このような博物館などでの鑑賞体験を増やしていくことを目指しています。