車の中に「置き配」サービスの実証実験開始
人との接触を避けるため荷物の「置き配」が広がる中、車の中に置き配するサービスの実証実験が始まりました。
マイカーのトランクを宅配ボックスのように使うことができます。これは、届いた荷物を自宅前に停めているマイカーの車内に置き配してもらうサービスの実証実験です。
客が車に専用の機器を取り付けると、配達員が専用のスマホアプリから車のドアのカギを一時的に開け閉めできるようになります。車を宅配ボックスのように使うことができるため、置き配の荷物の盗難や、雨ざらしになることを防ぐことができるといいます。
またカギの閉め忘れが起きないよう、荷物を置いた配達員がカギを閉めずに車から離れると、配達員のスマホにすぐにアラートメッセージが送られる仕組みになっています。
サービスの実証実験を行うKDDIとヤマト運輸などは、需要がどのくらいあるかなど検証を進めるとしています。