トヨタ自動車 最終利益2兆2452億円
トヨタ自動車は2020年度の決算について、最終利益が前の年度より10.3%多い、2兆2452億円だったと発表しました。
トヨタ自動車の2020年4月からの1年間の売上高は、新型コロナウイルスなどの影響で、前の年に比べておよそ9%少ない、27兆2145億円となりました。本業のもうけを示す営業利益は、前の年に比べておよそ8%少ない、2兆1977億円でした。
販売台数はコロナ禍で一時的に落ち込みましたが、中国やアメリカなど主力市場の回復により、ダイハツや日野自動車含むトヨタグループ全体では、前の年に比べておよそ50万台の減少にとどまり、992万台となりました。
また、生産コストの削減などを行ったことから最終利益は前の年に比べて10.3%増え、2兆2452億円の増益となりました。
今年度については、販売の回復が続くとして、トヨタグループ全体で1055万台、最終利益は2兆3000億円の増益を見込んでいます。