玉城知事が西村大臣と面会“宣言”も視野に
18日、沖縄県の玉城知事は、西村経済再生担当大臣と面会し、このところの沖縄県での新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ、緊急事態宣言も視野に、より強い措置を講じることなどを判断していく考えを示しました。
沖縄県・玉城知事「県民の安全安心の暮らしを守るためには、緊急事態宣言の対象に加えるよう国に要請することも視野に入れて、さらに強い措置を取る必要があると認識しており」
玉城知事は、西村大臣との面会後、記者団の取材に応じ、短期間で感染が急拡大している沖縄県の状況に対する危機感を、共有したと述べました。
西村大臣からは、県として飲食店への時短要請に加え、応じてもらえない店への罰則や、酒類の提供を禁止するなど、より強い措置を講じるべきだとの意見があったことを明らかにしました。
西村大臣はそのうえで、状況によっては緊急事態宣言も視野に、より強い対応していく考えを示したということです。沖縄県は19日、県の対策本部会議を開き、今後の対応について検討する方針です。