西村大臣“まん延防止”拡大の可能性に言及
西村経済再生担当大臣は6日、新型コロナウイルスの感染が全国的に広がりつつあるとして、まん延防止等重点措置の適用地域を拡大する可能性に言及しました。
西村大臣は、首都圏のほか山形県や奈良県、沖縄県などでの新規感染者数の増加に警戒感を示した上で、知事らと連携して機動的に対応したいと説明しました。
西村大臣「首都圏の状況、これ新規陽性者の数、じわじわ増えてきておりますので、私ども警戒を強めているところでありまして、それぞれの知事と連携しながらしっかりと状況を確認し、機動的に対応していきたいと思っております」
西村大臣は首都圏に加え医療体制が脆弱だとして沖縄県の他、山形県や奈良県、愛媛県の状況を注視しているとして今後、感染が拡大した場合にはまん延防止等重点措置を適用する可能性に言及しました。
また、政府分科会の尾身会長は、まん延防止等重点措置を適用する基準について一定の数値を上回ったときに自動的に発出する、いわゆるサーキットブレーカーの仕組みを「近日中に提言したい」と述べました。