東京商工会議所 会員企業にワクチン接種へ
東京商工会議所が会員企業を対象に、ワクチン接種を開始します。
来週から電話やメールで企業が申し込みをし、従業員への接種は7月8日から9月30日まで、千代田区丸の内にある東商のホールで行います。
従業員数50人未満の会員企業のうち、コロナ禍で経営に影響を受けている飲食、宿泊、観光業を営む5000社を優先して受け付けます。
医師や看護師など確保できる数に制限があるため、対象を限定しますが、予約状況を見て、段階的に対象を広げる予定です。
商工会議所の三村会頭は「見切り発車した。全部物事が詰まってから始めたら遅れるばかりなので、走りながら考える」と述べました。
また、先行して職域接種を始める大企業について、「自分の会社の従業員だけでなく、取引先や地域の人たちの接種も行うと打ち出している」「中小企業が取り残されるのではないかと少し心配していたが、そういうことはないようだ」と述べ、中小企業を含めたワクチン接種の加速に期待を示しました。