「2024年問題」を前に建設業大手が協力 現場のデジタル化に向けて施工管理のアプリ開発へ
いわゆる「2024年問題」を前に建設業界の競合どうしが手を組みました。
建設業界大手の竹中工務店と清水建設は、建設現場のデジタル化に向けてNTTコミュニケーションズと協業し、施工管理のアプリ開発などに取り組みます。
2024年には、建設業界にも時間外労働の上限規制が適用され、ただでさえ働き手の減少や高齢化に悩む中、業務の生産性向上が急務となっています。
建設現場では、全ての現場の人材や作業員に関係する工程管理でデジタル化が進んでおらず、3社はワーキンググループを作ってアプリの開発に取り組み、今年度内にリリースする予定です。
同じ建設業でも、企業ごとに微妙に異なる用語などを標準化しながら、業界全体にアプリの活用を広めたいとしています。