ビッグモーター 「ガリバー」の株式売却を検討
保険金不正請求問題の影響で、業績が悪化しているビッグモーターが、保有する中古車販売大手「ガリバー」の運営会社の株式などの売却について検討していることがわかりました。
ビッグモーターは客の車に故意に傷をつけ、保険金を不正請求していたことなどから、客離れが進み、業績が悪化しています。
こうした中、経営を維持するために、保有している不動産や中古車販売会社「ガリバー」の運営会社「IDOM」の株式などの売却を検討していることが、関係者への取材で、わかりました。
ビッグモーターは今年2月末の時点でIDOMの発行済み株式5.67パーセントを保有していて、今月14日の銀行団との会談でも、こうした施策について伝えているということです。
また、ビッグモーターは失った信用を取り戻すためにも、出資してくれるスポンサーも探していて、抜本的な経営再建を進めたい考えです。