外国人客増加で混雑“日本人客取りこぼし” 松屋銀座が新サービス…来店前に商品予約 待ち時間短縮へ
百貨店の松屋銀座は、客の半数近くを外国人観光客が占めるようになり、日本人客の取りこぼしが課題となる中、商品の予約サービスを開始しました。
百貨店では外国人観光客の増大が利益を押し上げていますが、一方で、悩みもあるといいます。
松屋 古屋毅彦社長
「特に日本人のお客様は、かなり接客機会を失っていると」
化粧品売り場などでの待ち時間の発生など、客の増加による混雑で新規の客などを取り逃しているといいます。この解決に向け、東京の松屋銀座ではあるサービスを開始しました。
来店前にネット上で商品の予約と免税手続きができ、来店時には専用カウンターでパスポートなどを提示するだけで商品を購入することができます。これで待ち時間を短縮し、接客に時間がとれるようになると期待しています。
このサービスは日本に住む客も利用でき、商品の配送も可能なため、地方に住む人や若年層の取り込みも狙いたい考えです。
最終更新日:2024年11月27日 16:37