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三菱電機 駅の配電盤でも不正検査

2021年8月17日 19:42
三菱電機 駅の配電盤でも不正検査

鉄道車両用の空調装置などで不正な検査を行っていた三菱電機が、新たに大規模な駅などで使う配電盤でも不正検査があったことを明らかにしました。

不正な検査を行っていたのは、三菱電機の香川県丸亀市にある工場です。大規模な駅や変電所などで使われる配電盤の出荷前の検査で、顧客と契約した検査をしていないにもかかわらず、成績書に「良」と記載するなどしていました。

不正な検査は1996年から先月まで25年間にわたって行われ、国内外のおよそ490社に4529台の配電盤を出荷したとしています。三菱電機は安全性に問題はないとしていますが、顧客と相談し点検を実施するとしています。

三菱電機では今年の6月以降、鉄道用車両の空調装置や業務用エアコンなどで不正検査が相次いで発覚しています。