三菱電機 業務用エアコンの検査でも不備
鉄道車両用の空調装置の検査で不正が発覚した三菱電機が、新たに業務用エアコンの検査での不備を明らかにしました。
検査の不備があったのは、三菱電機の和歌山市の工場で製造された業務用エアコンの一部です。2014年から今年7月のおよそ7年間にわたり、検査装置が断線し正常に動いていなかったとして、4万0338台にのぼる製品が電圧の負荷などの検査をできていない可能性があるということです。
三菱電機は別の試験で安全性は確保しているとしていますが、このうちの2430台については法令で定められた検査を受けていない状態で、無償で再点検するとしています。
残るおよそ3万8000台は販売会社を通じて顧客に連絡し、要望があれば無償で点検するということです。