みずほ銀行 今年5回目のシステム障害
みずほフィナンシャルグループはシステム障害で一時全国の店舗の窓口で取引ができなくなったことについて会見を開き、坂井社長らが陳謝しました。システム障害は今年5回目です。
みずほFG・坂井辰史社長「再発防止に取り組んでいる中でこのような事態を起こしてしまったことについて、極めて重く受け止めております。改めましてここに深くおわび申しあげます」
みずほ銀行とみずほ信託銀行ではシステム障害のため全国の店舗で一時、窓口での入出金や振り込みなどすべての取引ができない状態となりました。
会見では障害の原因について、19日午後9時前にシステムの基幹部分と店舗の端末をつなぐ機器に障害が発生し、復旧作業を進めたものの、20日朝の開店までに間に合わなかったと説明しました。
みずほ銀行では今年の2月から3月にかけて4度にわたり障害が発生し6月に再発防止策をまとめていました。坂井社長は「これから再発防止策をさらに強固なものにしていく必要がある」として、経営責任についても「それをしっかりやっていくことが私の責任のあり方だ」と述べています。