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大手が参入「ごはんバーガー」新商品が続々

2021年10月6日 22:04
大手が参入「ごはんバーガー」新商品が続々

パンの代わりにお米を使ったハンバーガー、「ごはんバーガー」がいま注目されています。大手ハンバーガーチェーンも相次いで新商品の販売を開始。いま「ごはんバーガー」に力を入れるワケとは?

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鉄板の上で焼かれていたのは、チーズで覆われたハンバーグ。これを挟むのが、照り焼きソースなどが塗られたごはん。パンの代わりにお米を使った「ごはんバーガー」です。

大手ハンバーガーチェーン、ロッテリアは7日から2種類の「ごはんバーガー」を期間限定で販売します。(エビごはんバーガー:510円 絶品チーズごはんバーガー:510円)

ごはんに合う照り焼きソースや焼きのりを使って、和風に味付けしたといいます。

ロッテリア・マーケティング部 緒方高行課長
「ご飯は日本人になじみが深い和の食材であり、夜ご飯ということでガツンとボリュームがありますので」

特に、夜の時間帯を意識したというこの「ごはんバーガー」。その背景にあるのが、コロナ禍で落ち込む夜の時間帯での需要の回復です。

ロッテリア・マーケティング部 緒方高行課長
「やはり、コロナ禍で落ち込んでいる夜の喫食、夜時間の来店だったりとか、店内の喫食、こちらを回復したいなと思いまして」

大きな期待が寄せられている「ごはんバーガー」。

ロッテリア・マーケティング部 緒方高行課長
「バンズではなくて、ご飯というところを取り組むことによって、微力ではありますが、ハンバーガー業界に少しでも活性化につながればなと思って期待しています」

12月下旬までの販売を予定しているということです。

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こうした「ごはんバーガー」は、他のハンバーガーチェーンでも…。

マクドナルドでは、9月29日から期間限定で夕方5時以降のメニューとして、3種類の「ごはんバーガー」を販売。(ごはん海老旨辛仕立て:440円( ごはんてりやき:390円 ごはんチキンにんにく黒胡椒:410円)

マクドナルドによりますと、朝食やランチだけでなく「夜ごはん」としても利用してほしいという思いから、販売を始めたといいます。

「夜はご飯を食べたい」とか、「ご飯が好き」といった人たちにも楽しんでもらいたいとしています。

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大きな注目を浴びている「ごはんバーガー」。海外に目を向けた動きも進んでいます。

1987年にライスバーガーとして発売し、その先駆けとして定着しているモスバーガーです。(モスライスバーガー海鮮かきあげ(塩だれ):370円 モスライスバーガー焼肉:420円)

モスフードサービス・国際企画グループリーダー 河本哲也さん
「3つの国と地域、台湾、シンガポール、そして香港ですね。4種類のライスバーガーの販売を展開しております」

海外で販売されているのは「さくら餅風ライスバーガー」、「ビーフステーキライスバーガー」、「海鮮かき揚げライスバーガー」、そして「白焼きうなぎライスバーガー」の4種類のライスバーガーです。

モスフードサービス・国際企画グループリーダー 河本哲也さん
「現地での獺祭ブランドも定着してるので、そこをいかせないかということで」

なんと、日本酒で有名な獺祭とコラボ。獺祭の甘酒をソースに使用しているといいます。

台湾にある店舗では、すでに販売していました。

モスフードサービス・国際企画グループリーダー 河本哲也さん
「アジアのかたはもともと米食文化で、どうしてもパン食が根付いていない地域もあるので、我々もライスバーガーということで商品のバリエーションを増やしたい」

今後、日本での販売も検討していくということです。

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