政府が進めている日本郵政の株式の売却で、売り出し価格が一株８２０．６円に決まりました。売却収入はおよそ８３６７億円となり、全額、東日本大震災の復興財源にあてられます。

今回の第三次売却の売り出し総数は１０億２７４７万７４００株で７５％を国内、２５％を海外で売り出します。

売り出し条件は一株８２０．６円で、証券会社に支払う手数料などを除いた売却収入はおよそ８３６７億円となります。

政府は東日本大震災の復興財源を確保するため、日本郵政株の売却を進めてきました。株価が売り出し発表の時点から１割近く下落したため目標額の４兆円に届かず、あわせて３回の売却で得られる収入は３．９兆円にとどまりました。