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一時1ドル=151円台半ばまで下落 日銀17年ぶりの利上げ決定後も円安進む

2024年3月20日 18:38
一時1ドル=151円台半ばまで下落 日銀17年ぶりの利上げ決定後も円安進む

日本銀行が17年ぶりの利上げを決めた後も円安が進んでいます。

東京外国為替市場で円相場は20日午後、一時1ドル=151円台半ばまで下落し、去年11月以来およそ4か月ぶりの円安水準となりました。

日銀は19日、17年ぶりの利上げを決めましたが、植田総裁が「当面、緩和的な金融環境が継続する」などと発言したことで追加の利上げの観測が後退しました。

また、アメリカの中央銀行にあたるFRBも利下げを急がないとの見方が広がり、日米の金利差を意識して、円を売ってドルを買う動きが加速した形です。