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冬の定番“鍋料理”が進化“感染拡大”で…

2021年11月12日 21:14
冬の定番“鍋料理”が進化“感染拡大”で…

関東でも週末以降、朝晩の気温が1桁の日が多くなるなど、冷え込みが一段と強まりそうです。そんな寒い日というと、お鍋が定番メニューですが、今、鍋が感染拡大を受けて、ある進化を遂げていました。

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12日、東京は日中、秋晴れに恵まれました。しかし、朝晩の寒さが日に日に強まり、都内では“今シーズン一番の寒さ”となったところもありました。

街の人
「夜は冷えこむので、毛布は出しました」

都心でも今週火曜日(9日)以降、最低気温が下がり続け、12日は9.7℃を観測しました。この週末は、さらに2~3℃下がる予想で、一段と寒くなりそうです。

そうなると、「鍋とか、しゃぶしゃぶとか食べたいと思って」といった声が聞かれ始めますが…

街の人
「みんなで同じもの(鍋)をというのは、ちょっと、お相手の方も気になるかもしれないし、一人鍋のお店とか試してみたい」

もはや冬の定番となった“一人鍋”が始まっています。東京・調布市の居酒屋「和菜屋よし」では、豚バラたっぷりピリ辛チゲ鍋と、カツオや鶏ガラなど、ダシにこだわった鍋を、今年から“一人用”に切り替えて販売しています。

大勢で鍋をつつくのに抵抗があるという人も安心ですが、お店側にもメリットがあるといいます。

和菜屋よし 千葉善夫店長
「今までは真ん中にガスコンロを置いて、皆さんで食べていただく形だったが、今回は上にパーティションがあるので、これができないと思ったので」

温かいお鍋でホッと気持ちは緩めても、感染対策は緩めず。

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食卓で“世界の味”を手軽に楽しめる商品も登場しました。新発売、韓国の「スンドゥブチゲ」に、インドの「バターチキン」など、バリエーション豊かな無印良品の“鍋の素”です。

中でも一番人気は、フランスのスープ「ビスク」をお手本に作ったという鍋の素です。

記者
「えびの香りとトマトの甘みが感じられて、とてもクリーミーです」

鍋の素は、去年まで2~3人前の希釈タイプで販売していましたが、今年から1人前ずつ、個包装に変更しました。

良品計画・食品部 堀江五月子さん
「ライフスタイルの多様化により、1人で鍋をされる方も増えてきたので、今回、見直しをしております」

“ひとり鍋”はもちろん、人数に合わせて作ることができるようになりました。(ひとり分からつくれる鍋の素 350円)

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“やっぱり鍋は家族で囲みたい”、そんな人に向けた商品も登場しました。ひとつで2度おいしい、真ん中に仕切りがついた家庭用のお鍋です。(2食おやこ電気なべ 9980円 現在予約受け付け中)

セラミック加工を施し、洗いやすさにもこだわったといいます。開発のきっかけは、この会社で働く主婦たちの声だったということです。

アズマ EC・マーケティング企画課 小島綾さん
「小さな子供がいたら、辛い鍋が食べられないよねと、話が(社内で出て)、『子供と一緒に食べられる鍋ができたらいいね』から始まりました」

子供が好きな味も、大人が好きな味も“一緒”に食べられるこの商品。家族団らんが“2倍”楽しくなりそうです。

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