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国産ワクチン拠点づくり“5千億円”計上へ

2021年11月19日 0:00

政府は19日に決定する経済対策の一つとして、国産ワクチンの開発強化に向け、ワクチンの研究や製造の拠点をつくることを決めました。5000億円規模の予算を計上する方針です。

研究開発を支援する拠点は、国立研究開発法人「日本医療研究開発機構(AMED)」の下に設置され、ワクチンの迅速な開発や創薬に取り組むベンチャー企業の育成支援などを進めます。こうした支援のため、AMEDに2500億円を超える基金を設ける予定です。

また、製造拠点の整備促進では、製薬企業に補助金を出し、感染の急拡大が起きた時のためにワクチン製造に転用できる施設などの整備を促進します。整備費用のおよそ9割を補助する見通しで、製造拠点の整備にはおよそ2300億円を計上する方針です。