4年8か月ぶり“円安”原油価格など懸念も
23日の外国為替市場で円相場が一時1ドル115円台まで下落しました。2017年3月以来、4年8か月ぶりの円安ドル高水準です。
22日にアメリカのバイデン大統領が中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会のパウエル議長を再任すると発表したことを受け、投資家の間で金融政策に対する安心感が広がりドル買いが進みました。
円安が進むことで輸出をしている国内の大企業にとっては業績面でメリットがある一方、高止まりしている原油などの輸入価格の上昇につながるとして影響が懸念されます。