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農水省「たまねぎ高い、レタス平年の半値」

2021年12月7日 17:38
農水省「たまねぎ高い、レタス平年の半値」

農林水産省によりますと、11月29日~12月1日の調査で、全国の野菜の平均小売価格はこちらの結果となりました。

<農水省担当者に聞く 買い物ポイント!>
たまねぎの小売価格が平年比150パーセントとなり、高くなっています。今の時期に多くのたまねぎを出荷している北海道で、夏の暑さが原因で、不作だったためです。

北海道での次の収穫時期は、来年の夏になるため、たまねぎの在庫によっては今後も値段が上がる可能性があり、推移を見守る必要があります。

一方、年明け以降には、佐賀や兵庫で徐々にたまねぎが収穫できるようになるため、少し価格が落ち着いてくる可能性があります。

いま買うのにおすすめなのは、平年と比べて、半値近くになっているレタスです。天候が良かったことで収穫が順調だった一方、コロナ禍で飲み会が減ったことや外食でサラダバーなどを提供することが少なくなったことで、需要が弱くなっていると考えられます。

寒くなると冷たいサラダの消費は減る傾向がありますが、品質の良いレタスが安く販売されている今の時期に、ぜひいろんな料理でたくさん食べてほしいと思います。