「インターンシップ」のルール策定 経済界と大学側 来年度から適用目指す
大学生が企業で職業体験を行う「インターンシップ」について、経済界と大学側が共同でルールを策定しました。
経団連と国立、私立などの学長らからなる「産学協議会」はインターンシップが本来の職業体験ではなく、採用活動に直結していたり、学業を阻害していたりする課題を解決するためルールを策定しました。
インターンシップの対象は大学3年生以上で実施は夏休みなどの長期休暇の間とします。
学生にとって“自分が関心を持つ職業にマッチしているのか見極める機会”となるよう、期間は5日間以上とし、半分以上の日数を職場での就業体験にあてることとします。
経団連・十倉雅和会長「やっぱり職場での実務実習、これがもう不可欠になります」
また、企業はインターンシップに参加した学生の情報は、3年生の3月以降にしか採用活動に使用できないと定めます。
今の大学2年生が3年生となる来年度からのルール適用を目指します。