乱高下続く日経平均株価、寄り付き直後に下げ幅500円超え“二番底”探る動き
8日の東京株式市場で日経平均株価は寄り付きと同時に値を下げ、下げ幅は一時500円を超えました。
日経平均株価は、5日には4451円安と過去最大の下げ幅となりましたが、翌6日は一転して3217円高で過去最大の上げ幅を記録するなど、乱高下が続いています。
こうした中、7日には日銀の内田副総裁が講演で「金融資本市場が不安定な状況で利上げをすることはない」と強調したことで、これまでの日銀の姿勢を修正したと受け止められ、一時1100円以上の上昇となりました。
しかし、8日は再び売り注文が先行していて、市場関係者は「相場が不安定な中、株価は“二番底”を探る動きが続くのでは」としています。