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メガバンク3社好調 国内外の資金需要取り込む 第3四半期決算

2023年2月3日 0:07
メガバンク3社好調 国内外の資金需要取り込む 第3四半期決算

メガバンク3社の去年4月から12月までの決算が出そろい、国内外の資金需要を取り込み好調な結果となりました。

メガバンク3社が2日までに発表した去年4月から12月までの決算で、各グループの純利益は、「みずほフィナンシャルグループ」が去年の同じ時期と比べて13.5%増の5432億円だったほか、「三井住友フィナンシャルグループ」は22.6%増の7660億円で、第3四半期としては過去最高でした。

「三菱UFJフィナンシャルグループ」は67.9%減の3431億円となりましたが、これは傘下のアメリカの地銀を売却したことに伴い、一時的な費用を計上したためだとしています。通期で特別利益として戻ってくる金額を勘案すると1兆1449億円となり、第3四半期としては過去最高になるということです。

いずれのグループも、国内外の資金需要も好調だったことが要因だとしています。ただ、不透明な経済環境を踏まえて通期予想は据え置いています。