ダイハツ「再発防止策」概要が判明
車両の安全性を確認する認証試験で不正を行っていたダイハツ工業が、国土交通省に9日、提出する予定の再発防止策が、日本テレビの取材で明らかになりました。開発スケジュールの延長や安全評価の人員増加が盛りこまれる見通しです。
ダイハツが9日に国交省に提出する予定の再発防止策には、「モノづくり改革」として、開発スケジュールをこれまでより長くし、抜本的に見直すことや、安全評価を担当する人員の増加などが、盛り込まれる見通しです。
また、「風土改革」として、目指す人材像の再定義や内部通報制度の改善、部門間ローテーションの活性化などを打ち出すことで最終調整しています。
一方、親会社のトヨタ自動車は、ダイハツの役員の処分などを検討していて、来週にも両社で記者会見を開き、発表する方向です。