【速報】全国の特殊詐欺被害額約441億円…2023年認知件数も増加 警察庁
去年、全国で起きた特殊詐欺は認知件数・被害額ともに前年より増加しました。特に架空の料金を請求する詐欺が大幅に増えています。
警察庁によりますと、去年の特殊詐欺の認知件数は1万9033件で前年より8.3%増加し、被害額は約441億円で前年より19%増加しました。
「オレオレ詐欺」など対面型の詐欺は減少した一方、「サポート詐欺」などの架空料金請求詐欺の認知件数は75.8%と大幅に増えています。
サポート詐欺はパソコンに警告画面が出てウイルスの除去費用などを請求する手口で、東南アジアなどに拠点があるとみられ、警察庁が注意を呼びかけています。
また、海外の拠点にいた容疑者69人を国内移送の上、検挙していて、過去最多の人数となりました。この中にはいわゆる「ルフィ」グループのメンバーで大規模特殊詐欺グループのリーダー・渡辺優樹被告らも含まれています。